退職を伝えた日のこと。【転職】
こんにちは、ぽこです。
前回転職先が決まったという報告をしましたが、先週、今の会社の方にも退職の意向を伝えたので、今日はそのことを記事にしようと思います。
在職中転職のメリット
転職のスタイルは在職中転職と、退職後転職の２パターンに大きく別れると思います。
私は前者の在職中転職でした。
なぜ在職中にしたかというと、
- 収入が途切れることがないため、焦らず転職活動ができる。
- 引き止められたとしても「次の会社が決まっているから」という強い理由で会社の人を説得できる。
- 今の会社が『社員＝家族』な社風であるため、転職先が決まっている方が余計な心配をされない。
というメリットがあったからです。
特に１番目の収入に関しては賃貸に住んでいることもあり、一番重要でしたね。
辞める時期はいつ？
法的には退職届を提出してから２週間で退職はできるそうですが、会社の規定として『退職○ヶ月前までに退職届を出さないといけない』と定めている会社が多いそうです。私の会社の場合は『届出を出してから退職まで３０日要する』という規定がありました。
なので３０日前に退職届を出せばオッケーなのですが、私はなるべく今の会社に迷惑をかけたくなかったので、転職活動を始める前から『年度切替時期（３月末）の退社』を目標にしていました。
そして無事内定が出たので、先週会社に３月末での退職を伝えました。
退職の意向は大体１〜３ヶ月前までには伝えとくのがいいみたいですね。私は退職日の約２ヶ月前に伝えましたが、次の人事も決まっていたらしいので、『もっと早く言ってくれれば…。』と言われました。でもこれに関してはしょーがないと思うしかない笑
だって中途採用って、人が足りないから募集かけているわけで、内定から勤務開始日までそんなに待ってもらえないじゃないですか（大体２週間〜３ヶ月待ってもらえる）。
なので内定もらってから退職を伝えようとするなら、必然的に急なお話になってしまうんですよね。人事の方には申し訳ないですけど…。
私はビビりなので円満退社をしたくて３月末での退社にしましたが、本来は転職する身ですし、今の会社よりも次の会社の意向に従った方がいいと思います。
私の場合は面接時から４月から働きたい旨伝えていましたし、次の会社の人も了承してくれていたので実現できました。退職のタイミングで悩むようでしたら、次の会社の人とよく話し合うことをおすすめします。
退職を伝えた日
内定が出れば、あとは最終段階、『退職手続きをとる』です。
私はまずは上司へ報告することにしました。朝出勤して仕事の準備を済ませたら、上司をチラ見。暇そうにしているタイミングを見計らって、
『ご相談したいことがあるのですが、本日１０分ほどお時間いただけませんか？』
と声をかけました。
上司とは普段からおしゃべりする仲だったので、周りに人がいてもいつもの調子で声をかけました。その方が向こうにも変に警戒されないと思ったからです。
そして案の定『今大丈夫だよ！』とおっしゃったので、会議室に移動し、なるべく暗いムードにならないように話をしました。
〜実際の会話〜
上司『どしたの？なんかあった？』
ぽこ『急で申し訳ないのですが、３月３１日をもって退職させていただきたいです。』
上司『え！なんで！！』
ぽこ『他にやりたい仕事が見つかりました。今後はその分野で成長していきたいんです。』
上司『まじかー…。次の会社は決まってたりするの？』
ぽこ『はい。』
上司『あ、そうなんだよかった！残念だけど、前向きな理由なんだもんね…。わかった。総務には俺から連絡しておくから！応援するよ！』
ぽこ『ありがとうございます…（泣』
かかった時間、約３分。本当にこんな感じでした。
思った以上にスムーズに話が進んだので、自分でもびっくり。
もともとさっぱりした性格の上司ではありましたが、こういう時には特に頼りになるな…と感動してしまいました。
その後、具体的な退職までのスケジュールや有休消化等、細かいことを上司と話し合いました。その次の日には退職届を提出し、他の管理職の方にも自分から直接お話をしました。
他の職員には退職のことを知られたくないな、という思っていたので、お世話になった先輩や同期にだけ自分からお話しました。人数が少なく、仲はいい会社だったので、みんな私の前では嫌な顔せず『がんばりな！』と言ってくれました。
今後は最終退勤日までは仕事をし、最後の日にあいさつまわりをする予定です。
まとめ
実際に退職報告を経験してみて、内定先が決まってから報告するスタイルをとって本当によかったと思いました。
なぜかというと、『次の会社が決まっている』というパワーワードが上司の説得意欲を消滅させたからです。また、『やりたいことがある』という前向きな理由があったからこそ、上司たちも安心して退職を承諾してくれました（おそらく、会社が原因ではないという安心と、私が食いっぱぐれないという安心）。
なので、これから退職の意向を伝えようと思っている人は、上司や会社の偉い人がどんな理由なら納得しそうか考え、最善の選択をしましよう。例え退職理由が会社への不満だったとしても、前向きな理由を無理矢理にでも作った方が揉めないと思います。
でもあまりにも責められたり引き止められたりするようなら、本当の理由を話すのもありだと思います！私も手こずった時は不満をぶちまけてやろうと思ってたので！笑
今日は以上です。
少しでも転職中の方や、これから退職報告をする方の参考になったら嬉しいです！
ぽこ
