【HSP回復術】超繊細さんの私が試してよかったこと3選
「君、『めんどくさい人』って言われない?笑」
上司との面談中に言われた一言。
まだ私が『HSP』を知らない頃。『自分自身の気質』に気づいていない頃でした。
こんにちは。ぽこです。
今日は私自身も悩む、HSP「Highly Sensitive Person(ハイリー・センシティブ・パーソン)」について、書いていきます。
私は幼い頃から人の『顔色』とか、『声色』に敏感でした。
会社員となった今でも 、
「あ、今日課長機嫌悪そう。」
とか
「あ、今の話題失敗したかも。」
とか、
いちいち人の顔色が気になってしょうがありません。
しかし、ついに上司との面談中、自分の仕事に対する思いを語っていると、
『ぽこさん、めんどくさい人って言われない?』
と言われてしまいました、、、、、
もちろんメンタルは豆腐並によわよわなので、どうしたらいいか分からなくて、帰り道ひとり泣きました、、、
『みんなのことを考えて振る舞ってきたつもりなのに、またダメだった』と。
しかし、そんなある日『HSP』というものを知り、自分がそれに該当していること。その気質は一定の人々が持っているものだと知りました。
今日は、そんな私がこの1年、メンタル改善のために試してきたことを、
に向けて、シェアしていこうと思うので、是非最後まで読んでいただけると幸いです。
HSPとは
そもそも、『HSPってなに?』と思われる方もいるでしょう。
簡単にいうと ひといちばん繊細な人 のことです。
- 共感しすぎて疲れてしまう…(ドッキリ番組が苦手、とか)
- 隣の人が上司から怒られていると、自分まで逃げ出したくなる…
- 「そこまで心配しなくてよくない?」とよく言われる。
など、何か身の回りに起きている変化や人の表情が気になってしまう方は、HSPの傾向があるかもしれません。
最近ではHSPに関する様々なサイトや著書が出ています。ここでは、数あるサイトの中でも、特にHSPについて詳細に書かれているココヨワさんのサイトを引用させていただきます。
上記記事内では、HSPの条件を4つあげています。
〜HSP(Highly Sensitive Person/ハイリー・センシティブ・パーソン)の条件〜
- 物事に慎重で深く考える
- 些細な刺激も情報としてとらえてしまう
- 共感しやすい、人の気持ちがわかる
- 5感が鋭い
例えば、「直接話さなくても、仕草や視線でその人の気持ちがわかる」というのはHSPあるあるではないでしょうか。
HSPは、その生まれつき備わっている『強い感受性』により、人一倍ストレスを溜めやすかったり、人生に生きづらさを感じやすいと言われています。
人数割合も 全体の 20%〜30% = 5人中 1人 と、決して珍しいものではないのです。
(仮に1クラス30人の教室があったら、そのうち6人はHSPの可能性ありというイメージ)
私、HSPかも?気づいたきっかけ
「HSPって知ってる?私、それなの。」
私がHSPを知ったのは、同じくHSPである友人のカミングアウトがきっかけです。
『えいちえすぴー?』
と思い、いざ自分で調べてみると、
長年悩んでいた自分の性格が、「一定の人々が持っている気質」
として概念化されているではありませんか!!
当時の私は、まさに
『全くクリア出来なかったゲームの攻略本を見つけた気分』笑
これまでの人生は、些細なことでも傷ついてしまう自分を理解出来ず、許せず、ひたすら責め続ける日々を送っていました。しかし、この時やっと『自分の正体』を知れたような気持ちになれたのです。
しかし、社会の認知度がまだまだ低いため、「周囲の人になかなか気付かれない」ことが、HSP(=繊細さん)がより一層ストレスを溜めてしまう原因だと考えられています。
では、自分を守るため、HSPはどのような対策をとればいいのでしょうか。
まずは、自分のタイプを知りましょう!
HSPには4つの種類がある
HSPには現時点で4つの種類があります。
- HSP (内向型・刺激に対して消極的)…1人の時間で回復!
- HSE (外向型・刺激に対して消極的)…人と関わる時間で回復!
- HSS型HSP(内向型・刺激に対して積極的)…1人で刺激を求めて行動!
- HSS型HSE(外向型・刺激に対して積極的)…人と関わりながら刺激を求め行動!
それぞれ特徴が異なりますが、上記の『HSPの条件1〜4』は全て共通してもっています。
自分がどの種類に当てはまるのか、気になりますよね?
先ほど紹介したココヨワさんのサイトでは、自己診断をすることも出来ます。
自己診断の結果、私は下記のような特徴があると思われます。
- 人と一緒に行動することが好き。→外向型
- 主体的に行動できるが、めちゃめちゃ打たれ弱い。→外向型、刺激に消極的
- 刺激が無さすぎても飽きるし、ありすぎても疲れる。→刺激に積極的、消極的
- 人の役に立ちたい、人から認められたい。→外向的
⇨私は【2.HSE と 4.HSS型HSE の中間】のようです!
※この特徴は自分が置かれた環境や、今までの経験に影響される後天的なものだそうです。変化する可能性もあるので定期的に診断するのがいいですよ。
是非、最初に自分がどのタイプに分類されるのか、診断してみてください。それによって、自分はどうしたら快適になるのか、検討をつけることができます。
それでは、私が診断で判明した自分のタイプをもとに、
『メンタル改善のために試してよかったこと3選』をご紹介します。
メンタル改善のため試してよかったこと3選
私の場合は、『HSE/HSS型HSE』の要素が強かったので、
- 新しいこと(刺激)を始める
- 考えをアウトプットできることをする
- 誰かと一緒にできることをする
- ストレスを緩和させるような環境作りをする
を主な軸としました。
これからご紹介することは全て私には効果があったこと(前より生きやすくなった)なので、特に私と同じタイプの方は、是非『一例』として参考にしてみてくださいっ
アウトプットの時間をつくる
HSPは人より情報感知力が高いため、インプットが多い分ストレスも溜めやすい傾向にあります。そのため、定期的に情報や考えをアウトプットする時間を作り、『空気抜き』をすることが重要です。
アウトプットの手法としては、一般的にブログやTwitterがあります。しかし、私は何か『ものづくり』を通して自分の感情を表現するのも楽しいかなと思いました。
色々調べた結果、始めたのが『レジンハンドメイドアクセサリー』。レジン(樹脂)を型に流し込み、LEDライトで固めてつくるアクセサリーです。
作り始めてから1年程経ちましたが、 簡単に綺麗なものを作れるし、フリマなどのイベントで同じ趣味の方と出会えたりでとても手軽・広がりのある趣味だと思いました。
詳しくはまた記事にしようと思いますが、数千円で買える「初心者キット」や、百均で材料を揃えられるので、
- ちまちました作業が好き
- 夢中になると時間を忘れてしまう
- 図工の授業が好きだった
- ガラスなど透明なものが好き
という方は是非はじめてみてください。
ものづくりといえばハンドメイドアクセサリー以外にも、
- 画像編集
- 動画編集
- HP作成
- 油絵/水彩絵/アクリル絵
- 料理
- 作詞作曲
- etc...
など沢山あります。『何か没頭できるものが欲しい!』という方は是非に!
ごちゃごちゃした頭の中を整理する手段としてオススメですよ!
趣味を育てる
HSPには自分に自信がない人が多いと言われています。
私も常に自身なんてなく、「なんでそんな謙虚なの?」とか「なんで自分を下げるの?」とか、よく言われました。
なんでかって聞かれると…ぶっちゃけその方が安心するんですよね…
でも、心のどこかで「もっと自分を好きになれる根拠が欲しい」と思っていましたし、「変わりたい」とも思っていました。
では、少しの自信を持つにはどうしたらいいか。
長く悩んで出した答えは、
『自分の好きなことを育ててみる。』でした。
どうせやるなら、ずっと好きだったことに取り組んだ方が長く続くと思ったのです。
『(とはいっても、好きなこと、、、
ずっと続けてきたこと、、、、、
ん〜〜〜〜〜、、、、、、、、、
あ、歌だ。 )』
はい。私は幼い頃から音楽をやってきのですが、中でも『歌うこと』が大好きでした。
そのため、『歌を上達させたい!』と思い、ボイストレーニングを始めたのです。
まずは近所の教室を検索して、即申込み。(こういう時の行動は速い)
大勢の人の中で歌うのは無理だったので、団体ではなく個人レッスンにしました。
実際に始めてみると、最初は「人前で歌うのやだぁ」って感じだし(おい!)、初対面の先生と同じ空間にいるのに慣れないしで大変でした。笑
しかし、半年過ぎた現在の感想としては、
『やって良かった〜!』
です。
1番の理由は、やっぱり『上達を感じると楽しい』から。
積み重ねた努力が結果に表れるのがとにかく嬉しい。
先生もきちんと『客観的な評価』をしてくれるので、普段人の顔色が気になってしまう私にとっては、相手の顔色よりも、目の前のことに意識を向けられる、とっても充実した時間でした。(先生の機嫌伺っても上手くならないですからね)
続けたことは人生の財産になります。そして、『自分は〇〇ができる!』という感情は、自信を失いがちなHSPにとって、前向きになれる良いスパイスです。
私もボイストレーニングを続けたおかげで、歌に関しては以前より自信が付きましたし、『次のレッスン楽しみだな〜』とわくわくする時間が増えたので、メンタル回復にも効いているのを感じています。
私の場合は音楽でしたが、他の趣味を持っている方も広げ方は沢山ありますよね。
例えば、
- サッカー経験がある人:社会人サークルに入ってみる。/プロの試合を解説し、SNSで投稿してみる。
- 料理が好きな人:より手の込んだ料理を極めてみる(ラーメンを出汁から作ってみたり)。
とか。
『え〜自分はそこまでやらなくてもいいよ。』
とお考えの方も、何かモヤモヤした日々を過ごしていたとしたら、是非好きなことの幅を広げていくことに時間を使ってみてください。気持ちが前向きになるかもしれませんよ!
環境を変える
私が実家を出て同棲を始めた、大きな理由はこれです。(自然の流れもありましたが)
HSPは人的コミュニケーションの中でストレスを感じやすい特性があります。そのため、自分が一緒にいて楽・充実していると思える人との時間を増やすことがストレス改善に繋がると考えられています。
そこで私は、『住む場所』と『一緒にいる人』を変え、抱いていたモヤモヤを改善しようと思ったのです。(別に家族と仲悪いわけではないですよ)
ここで現在同棲中の彼、Nくんが登場です。
(NくんはHSP診断をした結果、HSP度0。ただ人の感情には敏感という、不思議な人です。)
数ヶ月前までは中距離恋愛だったのですが、
会うたび「悩みなし!」「毎日幸せ!」と言っているNくんを見て、
『この人と毎日一緒にいられたら、私も変われるんじゃないか…?』
と思ったこともあり、同棲を始めました。
実際、HSPは自分と他人の境界線が薄く、人に影響されやすいです。それは、時に悪い方向に作用してしまうのですが、私はそれをプラスの方向に持っていこうと考えたのです。
そして現在同棲を始めてから数ヶ月経ちましたが、効果は断トツでした。
以前の私は
- ベットの端に座って一日中落ち込む。
- 行動力も能力もない自分が嫌になって死にたくなる。
- 仕事のミスをいつまでも引きずり、帰りの車で毎日泣く。
という傾向がよくありましたが、今ではかなり少なくなりました。
一緒にいる人や住む場所などの環境を変えることで、自分の考え方や感じ方も大きく変わるんだなーと実感した出来事です。
どうしても自分ひとりでは変われない、考え方や受け取り方を変えることが出来ないという方は、外的環境から変えていくのも全然アリだと思います。
私のように家を出てみたり、仕事を変えるなど、思い切って日常に変化を取り入れてみてください。
そうすることで、以前より楽になるかもしれないし、変わらないかもしれない。
そしたらまた、どうすれば楽になるのか考え、行動する。
その繰り返しが大切だと思います。
まとめ
HSPにとって、非HSPの方に『HSPを理解してもらうこと』は大切なことです。
しかし、 その人達全員に『私を理解してよ!』って言うのも違う気がするんです。
HSP以外にも世の中には様々な価値観・気質を持った人がいますが、その人その人全員を理解し、適したコミュニケーションをとるなんて難しいですよね。
私が今回紹介した3つのことを経験して感じたのは、
ということです。
もちろん簡単なことではありませんが、自分のためにも、周りにいる人のためにも、『HSPとの付き合い方』を私たちも理解していかなければいけないと思うのです。
今回は『超繊細さんの私がメンタル改善のために試してよかったこと3選』を紹介しました!
長くなってしまいましたが、最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
それでは、また!
《初投稿》ご挨拶と自己紹介
はじめまして。一般人です。
こんにちは。ぽこがき(通称:ぽこ)と申します。
20代前半の女で、強度HSP(自己調べ)です。
現在は千葉県内で、彼(通称:Nくん)と同棲生活を送っています。
ここでは、『スーパーネガテイブ思考な私』が、『スーパーポジティブ思考な彼』と過ごす日々の中で起こったことや感じたことを中心に綴って行こうと思います。(日記ブログです!)
具体的な内容としては、
- 今日の出来事
- HSP
- 同棲生活
- 趣味(音楽、映画、料理など)
に関することを書いていきます。
この日記を通して、私と同じHSPに悩む人や、HSPを理解したい人。
また、これから同棲をはじめようと思っている人に向けて、ちょっぴり役にたつ情報を発信できたらと思っています!
※各項目、その道の専門家ではないので、一つの例として見てもらえたら嬉しいです。
それでは、よろしくお願いします!